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  • 2011.02.05
  • 寒い冬を快適に!までいな家へ行く。

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今日は、「寒い冬を快適に!設計者が語る、やさしくエコな住宅断熱」の勉強会に行ってきました。

場所は、飯舘村のまでいな家です。

この建物は、環境省「21世紀環境共生型の住宅モデル整備による建設促進事業」を受けて建てられたものです。

この建物の設計者は、いわきの豊田設計事務所の豊田さんです。

新住協でご一緒させていただいている方です。当社で建てた「東町の家」も見ていただきました。

そんなこともあり、勉強会に誘っていただいたわけですが、さらに建築新聞にも取り上げられた建物だったので一度見てみたいとばかりに飯舘村に行ってきました。

 

P1080499.JPG豊田さんの勉強会はタメになりました。

現在、断熱住宅をつくる基準になっているのは「次世代省エネ基準」です。

この基準をクリアすれば全館暖房が可能だと言えるでしょう。

しかし、この基準をクリアしてもエコな家になるとは限らない現象が起こっています。

それは、「低燃費かどうか。」です。

いま住んでいる家では、たいてい部屋別に暖房をしています。これを次世代省エネ住宅にしたからと全館暖房にした場合、灯油などのエネルギーの消費量が増えてしまうことになるケースがあります。

これでは本末転倒です。かえって暮らしにくくなってしまうことに!

豊田さん曰く、「寒冷地の家づくりは窓選びが重要。」とのこと!

以前にも教えていただいてはいたのですが、実際に詳しく聞いてみると「なるほど!」とうなずいてしまいました。

省エネ基準を比べるにあたって熱損失係数(Q値)というものを比較します。このQ値は、建物からどのくらの熱が逃げていくかの数値です。

今までは、このQ値を小さくする努力をしていたのですが、豊田さんは少し違いました。

灯油の使用量による比較検討をするのです。

すると、Q値が上回っていても灯油の使用量が増えてしまうケースが起こるのです。

 そこで、Q値を下げてでも灯油の使用量を減らすために「窓選び」をするのです。

これこそが、本当の省エネ!おそれいりました。(^_^)

詳しくは、また今度・・・

 

 

 


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